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cover-Slopecrashers

5 Ocak 2025 Pazar 03:38:13

Slopecrashers İnceleme (azu)

アイテム有りのスノボゲーム。
特徴としては
・赤いボックスからショット弾、青いボックスから通常アイテムが拾えるある程度の選択型
・スノボなのにラップ制なので、滑り終わったらリフトに乗って上に戻る リフトで渋滞を起こす
・スノボなのに砂漠とか海とかが当然のように出てくる
つまり64などで展開されていた『スノボキッズ』ライクです。
それも雰囲気やギミック、BGMとかのそれっぽさの度合いがカンスト振り切れてるような作り。
64で一番好きなゲームが初代と超スノボキッズの2作で、でも隠れた良作くらいの扱いだし今更復活も無いよな(サントラはちょっと前に配信されましたが)とずっと思っていたので、海外でこの解釈一致過ぎる物が作られたのが本当に嬉しい…

良いところ

・手触りやBGMが新作かと思うくらいにそのまんま
・トリックを出すとガンガンブーストゲージが溜まって加速できるシステムになったので、純粋に高速レースゲーム的な楽しさも強い
・「スノボキッズのコースならこういう事やるだろう」という部分をそのまま200%くらい拡張して詰め込みまくったようなコース内容の濃さ
・キャンペーンモード他の一人用の要素が多く、コース上の大量の分岐に収集アイテムがあったりもするので、良い意味で64くらいにあった一人用要素多かったレースゲームの感触
・ストーリー的な要素は皆無なので英語的に困る部分は少なく、元ネタとこういうアイテムレースゲームの馴染みがあるなら触ってすぐ理解できるくらいのハードル
・記録が全モード共通なので、下の難易度や別のモードでまた1位取り直しみたいな事はしなくてよい

元ネタと違うところ

・空中に任意でグライダーなどを開いて滞空と空中移動できる グラップルやジェットパックと言った挙動自体が別物になる装備もある
・赤と青で入手アイテムが違うのは同様だが、2個持てる一方で古い方から必ず使われるので元ネタのようにアイテムだけ残してショットを撃つという事はできない
・トリックの入力方法はほぼ一緒で、さらにジャンプ入力してなくても浮いていればいつでも回れる コケるの確定しているタイミングで回ろうとしても入力無効になるアシストが設定できる
・コケた時やアイテムでクラッシュした時はその場で起き上がるのではなく一定時間後自動リスポーンする 
・元ネタのショット弾はジャンプすれば飛び越えられたが、こっちでは空中にいても当たるので移動で振り切って避けるのがメイン
・アイテム単体の性能が高いが、下位による一発逆転アイテムがあまり無い、下位のアイテム補正自体もあまり無いように感じる
・壁や天井への着地が非常に緩く、反重力レースゲームばりに壁や天井も滑れる
・グラインドできるレール判定の場所が非常に多い(ついでにグラインド中に横入れて回転するとさらにポイント増える)
・トリック出しながら落ちたりしてもそこまでのポイントやブーストゲージは加算される
・1レースで8人いる代わりにリフトは乗り場が複数になっているので、元ネタよりは渋滞しない
・キャラやボードの性能差は設定されているが、大体どれ使ってもいい程度の差
全体的に移動の自由度が上がっていて、バリバリ飛び回って加速しながらアイテムぶつけ合おうぜ と言ったノリ。

気になるところ

・キャラがミーム的人気があるような動物ばかりで、見た目的な個性が弱い(英語ボイスのテンションがやたら高いのでそれでカバーできる部分はある)
・アバターパーツは一杯あるが、どうしてもネタ的な物ばかりでいじってて楽しくはない
・一人用の要素が多いのは良いが、キャラやボードなどの解禁がかなり渋い キャラくらいはデフォで全選択可能でも良かったかも
・ゴールまでに弾当ててボスのライフを0にするルールがあるが、攻撃アイテムが手に入るまでボスを追い越さないようブレーキしながら追いかけるだけなので楽しいモードとは思えない
・移動の自由度が高い分よくエリア外にすっ飛んでいくが、判定基準が分かりにくいのであっちはOKなのにここはダメなの?という納得いかなさがある
・トリック時の演出や効果音全般がちょっと弱い ブーストやアイテムの音に対してそこは音鳴らないの?ってとこがちょくちょくある
いかにも海外のパーティゲー的見た目と英語オンリーのせいで日本でまともに触る人はほとんどいないかもしれませんが、
「スノボキッズみたいなのがやりたい」と思ってるなら本当にオススメです。
元々スノボキッズ自体が一人でやる要素多いゲームだったので、対戦必須みたいな物ではなく一人でも楽しいタイプの奴です。
3段階スピードが設定できますが、こういうゲーム大体慣れてるとか速い方がいいならTOO FAST一択でいいと思います。